鉄塔は、等辺山形鋼や鋼管を使った部材を組み合わせてつくられています。 大型の鉄塔は高さ100mを超える巨大なものもあり、傾斜地や鉄塔高さに応じて大型クレーンなどを使って組立てられます。
移動式クレーン工法
鉄塔位置まで自動車が入れる場所では、移動式クレーン(トラッククレーン)が使われます。
クライミングクレーン工法 (※)
せり上げ機構を持ったクライミングクレーンは鉄塔の内部に設置し、鉄塔が下から組上っていくに従って、鉄柱を継ぎ足してクレーン部分を高くしていきます。 高さ100~200m程度まで作業可能で、移動式クレーンが使えない場所の大型鉄塔の工事に使われます。 (※)クライミングクレーン工法:工事の進行に合わせてクレーンを高くする 【所有機材】 CT-36所有 KS-32所有
鉄塔部材の取り付け
地上で組み立てられた部材をクレーンで吊り上げ、人の手によってボルトとナットで取り付けます。